Liner Notes - 畑澤聖悟全仕事




畑澤聖悟全仕事 高校演劇篇
※高校演劇における畑澤聖悟の作品は、1995年に青森県立青森中央高等学校に赴任以来、すべて、同校演劇部のために書き下ろされ、日々の部活動の中で練り上げられたものである。全国大会最優秀賞受賞など華々しい実績に目を向けがちだが、活動の中心は、むしろ海外や県外遠征も含め多くの自主公演を定期的に行うことにある。一般の劇団と比較しても遜色のないそのクォリティに、ファンも多い。


室長[しつちょう]

【あらすじ】
年度初め4月のある日、放課後の3年D組教室に8人の生徒が集まってくる。この日の6校時、学級の役員決めが行われたが、肝心の室長だけが決まらなかった。係にあぶれた8人は担任教師によって呼び出され、これから室長を決める話し合いを行わなければならないのである。

【解説】
赴任2年目の1996年、初めて演劇部の顧問となり、初めて書き下ろした作品。生涯を通じて最初に手がけた劇作である。2000年、弘前劇場への初の作品提供となった「召命」はこの作品をベースにしており、この「召命」を再度高校生用にリライトしたものが2001年版の「室長」である。

【コンクール上演】
1996.09 第40回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
1996.10 青森県高校青森県高校総合文化祭第17回発表会/弘前市文化会館
2001.09 第45回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2001.10 青森県高校青森県高校総合文化祭第22回発表会/三沢市公会堂
2001.12 第34回東北地区高等学校演劇発表会/多賀城市市民会館
2009.09 53回東青地区高校演劇合同発表会/明の星ホール
2009.10 青森県高校総合文化祭第30回発表会/青森市民ホール

【自主公演】
1997.02 第1回自主公演『室長』青森公演/青森駅ビルLOVINA 会議室
2002.01 第6回自主公演『室長』青森公演/青森市民文化ホール
2002.01 第6回自主公演『室長』盛岡公演/盛岡劇場タウンホール

【受賞】
1996年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)優秀賞
2001年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞、東北大会優良賞
2009年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)優秀賞

出版・雑誌掲載
演劇と教育 07年3月号(晩成書房)


ホラーマン[ほらーまん]

【あらすじ】
ともこは高校2年生。もう半年以上、ひきこもりを続けている。電話とインターネットでかろうじて外界と繋がった倉庫が彼女の世界の全てである。ある日、ともこはネットによって、この場所にかつて高校が建っており、そこに「学校の七不思議」と呼ばれる伝説があったことを突き止める。

【解説】
平山秀幸監督の「学校の怪談シリーズ」にインスパイアされて書き上げた。河童、植木少女、海老用務員、大王などの妖怪が着ぐるみで登場する。今にして思えば相当の異色作、とは畑澤の弁。

【コンクール上演】
1997.09 第41回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール


生徒総会[せいとそうかい]

【あらすじ】
制服は廃止すべきか、否か。生徒総会を明日に控え、リハーサルをするために集まった生徒会役員執行部のメンバーは、制服廃止にこだわる男子生徒の動議でもう一度話し合いをすることに。白熱した議論はメンバーひとりひとりの深層心理を暴き出す……。

【解説】
青森中央高校演劇部、初の全国大会出場作品。審査では17校の出場校中、最優秀の白鴎高校(東京代表)に次ぐ第2位の得票を集めた。高校演劇のスタンダードとして全国で上演されている。

【コンクール上演】
1998.09 第42回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
1998.10 青森県高校総合文化祭第19回発表会/八戸市公民館
1998.12 第31回東北地区高等学校演劇発表会/山形市民会館
1999.07 第45回全国高等学校演劇大会/山形市民会館
1999.08 全国高総文優秀校東京公演出演(東京・国立劇場)、NHKBS「青春舞台99」出演

【自主公演】
1999.02 第3回自主公演『生徒総会』青森公演/青森市民文化ホール
2002.08 青森県防犯JUMP大会/青森市民文化ホール(※青森県警の依頼による)

【出版・雑誌掲載】
季刊高校演劇No.151(1999.山形大会特集)(高校演劇劇作研究会)
高校演劇Selection2000下(晩成書房)

【受賞】
1998年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞、東北大会優秀賞第1席
1999年 全国大会優秀賞、文化庁長官賞


学級対抗[がっきゅうたいこう]

【あらすじ】
1学期終了間際に行われる学校行事「学級対抗レク大会」。百人一首競技、決勝戦。3年1組対3年5組。勝った方が総合優勝の栄冠に輝く。「進学と就職」「集団と個」「行事と自由」など、高校生を取り巻く様々な対立概念が火花を散らす中、壮絶なバトルが繰り広げられる。

【解説】
百人一首の決勝戦がいつの間にか柔道になってしまう強引な展開は島本和彦の「炎の転校生」を意識している。百人一首対決のフォーマットは「定礎」に引用された。マイナーチェンジして2003年に再演されたが、初演時同様東北大会に進出することはできなかった。

【コンクール上演】
1999.09 第43回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
1999.10 青森県高校総合文化祭第26回発表会/青森市民文化ホール ※優秀賞受賞
2003.09 第47回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2003.10 青森県高校総合文化祭第26回発表会/ぱ・る・るプラザ青森

【自主公演】
2000.02 第4回自主公演『学級対抗』青森公演/青森市民文化ホール
2004.01 第8回自主公演『学級対抗』盛岡公演/プラザおでって

【受賞】
1999年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)優秀賞
2003年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)優秀賞


推薦の王者[すいせんのおうじゃ]
【あらすじ】
ある大学の推薦入試の会場。合格ラインに残った8人に、「私を感動させたら全員合格」と担当教授が言い放つ。制限時間は30分。密室のはずの教室に、なぜか9人目の受験生が現れて……果たして、彼らは教授を感動させることができるのか?

【解説】
少女漫画の名作「11人いる!」を意識して作られた、萩尾トリビュートな作品。
畑澤本人は「いちばん好きな作品です」とのこと。

【コンクール上演】
2000.09 第44回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2000.10 青森県高校総合文化祭第21回発表会/弘前市文化センター
2000.12 第33回東北地区高等学校演劇発表会/大曲市民会館

【自主公演】
2000.12 第5回自主公演『推薦の王者』青森公演/青森県民福祉プラザ
2000.12 第5回自主公演『推薦の王者』茨城公演/古河市公会堂
2001.03 新世紀高校演劇祭にて『推薦の王者』を上演/プラザおでって(盛岡)

【受賞】
2000年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞、東北大会優秀賞


いちばん高いあの空よりも[いちばんたかいあのそらよりも]

【あらすじ】
校地のはずれにひっそりと建っている演劇部の部室。今にも崩れ落ちそうなその古い建物はかつては野球部の部室であり、難病で死んだ部員が在籍していたのだった。

【解説】
「フィールド・オブ・ドリームス」のキャッチボールシーンを高校演劇的に展開させた作品。野球好きの畑澤の面目躍如。真面目に作った分、ギャグが極端に少なく、県大会の審査員に「青森中央らしい明るさがない」と評価される。

【コンクール上演】
2002.09 第46回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2002.10 青森県高校総合文化祭第23回発表会/八戸市公会堂

【自主公演】
2002.09 銀河ホール地域演劇祭参加(岩手県湯田町)『いちばん高いあの空よりも』上演
2003.01 第7回自主公演『いちばん高いあの空よりも』青森公演/青森市男女共同参画プラザAV多機能ホール
2003.01 第7回自主公演『いちばん高いあの空よりも』盛岡公演/プラザおでって

【受賞】
2002年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)優秀賞


修学旅行[しゅうがくりょこう]

【あらすじ】
青森県のとある高校の修学旅行。平和教育も兼ねて、行き先は沖縄。いよいよ最終日という晩、同じ班の5人の少女たちの心の中でくすぶっていた不満が、一挙に爆発する……。

【解説】
観客は、等身大の高校生の日常的なけんかを笑いながら見ていたはずなのに、いつのまにか、反戦のメッセージがすとんと心に落ちて切ない気持ちになっている。全国大会の最優秀賞を受賞。テレビではNHKBS「青春舞台2005」「山川静夫の華麗な招待席」、NHK青森「青森スペシャル」などで繰り返し放送された。

【コンクール上演】
2004.09 第48回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2004.10 青森県高校総合文化祭第25回発表会/八戸市公会堂ホール
2005.07 第51回全国高等学校演劇大会/八戸市公会堂ホール
2005.08 全国高総文優秀校東京公演出演(東京・国立劇場)、NHKBS「青春舞台2005」に出演

【自主公演】
2004.12 第9回自主公演『修学旅行』青森公演/ぱ・る・るプラザ青森(青森中央高等学校創立100周年記念公演)
2004.12 第9回自主公演『修学旅行』盛岡公演/プラザおでって
2005.10 全国大会最優秀賞受賞記念公演『修学旅行』/ぱ・る・るプラザ青森
2005.11 『修学旅行』田舎館公演(田舎館村収穫感謝祭より招待)/田舎館村文化会館
2005.11 青森市立浪打中学校演劇鑑賞教室/青森市民文化ホール
2006.01 第10回自主公演『生徒総会05』『修学旅行』二本立て秋田公演/秋田市文化会館小ホール
2006.06 岩手県カルチャーキャンプ/北上文化センター
2006.08 韓国青少年演劇祭(韓国演劇協会招聘による高校演劇初の海外自主公演)/道峰区民会館(ソウル)

【出版・雑誌掲載】
季刊高校演劇 No.181(2005.青森大会号)(高校演劇劇作研究会)
「修学旅行」(二十一世紀戯曲文庫の第1回配本)(日本劇作家協会)
※韓国演劇協会により韓国語訳の出版が予定されている。

【受賞】
2004年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞
2005年 全国大会最優秀賞(文部科学大臣奨励賞)、創作脚本賞
2006年 青年劇場創作戯曲賞佳作


生徒総会06[せいとそうかいぜろろく]

【あらすじ】
生徒総会の前日、リハーサルをするはずだった生徒会執行部のメンバーたちいは、制服廃止について熱い議論を交わすことになる。そもそも、生徒会とは何か、メンバーとは誰なのか。生徒会長の思いを越えて、事態は思わぬ方向に……。

【解説】
98年初演の『生徒総会』を全面改稿した『生徒総会05』が、全国大会進出のため年度をまたぎ、『生徒総会06』にタイトル変更。日本の政党政治、国会に対する批判色が強くなっている。

【コンクール上演】
2005.09 第49回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2005.10 青森県高校総合文化祭第26回発表会/ぱ・る・るプラザ青森
2005.12 第38回東北地区高等学校演劇発表会/山形県東根市さくらんぼタントクルセンター大ホール
2006.08 第52回全国高等学校演劇大会/八幡市文化センター

【自主公演】
2006.01 第10回自主公演『生徒総会05』『修学旅行』二本立て秋田公演/秋田市文化会館小ホール
2006.01 第10回自主公演『生徒総会05』盛岡公演/盛岡劇場タウンホール
2006.06 『生徒総会06』二戸公演(岩手県立福岡高校演劇鑑賞教室)/二戸市文化会館

【受賞】
2005年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞、東北大会最優秀賞
2006年 全国大会優良賞


最終試験場の9人[さいしゅうしけんじょうのきゅうにん]

【あらすじ】
ある大学の推薦入試の会場。合格ラインに残った8人に、「私を感動させたら全員合格」と担当教授が言い放つ。制限時間は30分。密室のはずの教室に、なぜか9人目の受験生が現れて……果たして、彼らは教授を感動させることができるのか?

【解説】
2000年上演「推薦の王者」の改稿版。

【コンクール上演】
2006.09 第50回東青地区高校演劇合同発表会/青森市民文化ホール
2006.10 青森県高校総合文化祭第27回発表会/下北文化会館
2006.12 第39回東北地区高等学校演劇発表会/秋田市文化会館大ホール

【自主公演】
2006.11 田舎館公演(田舎館村収穫感謝祭より招待)/田舎館村文化会館
2006.12 藤崎公演/藤崎町文化センター
2007.01 青森公演/アトリエ1007
2007.01 盛岡公演/盛岡劇場タウンホール

【受賞】
2006年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞


河童[かっぱ]

【あらすじ】
平凡な町の平凡な高校、平凡な教室。一人の可憐な女子高生が突然河童に変身した。どうしてって聞かないで。だって不条理なんだもん。

【解説】
弘前中央高校に転勤後、青森中央高校演劇部のために書き下ろした新作。顧問ではないので規定によりコンクールでの扱いは「既成作品」となる。いじめというテーマで人間社会の差別の構造を鋭くえぐり出す。フランツ・カフカに捧げる愛と笑いの55分。劇団昴に書き下ろしの「親の顔が見たい」と同一テーマで、ほとんど並行して執筆された。第54回全国高等学校演劇大会で最優秀賞を受賞。「修学旅行」に次ぐ2度目の高校演劇日本一に輝いた。

【上演歴】
2007.09 第51回東青地区高校演劇合同発表会/明の星ホール
2007.10 青森県高校総合文化祭第28回発表会/黒石市民文化会館
2007.12 第40回東北地区高等学校演劇発表会/名取市文化会館大ホール
2008.08 第54回全国高等学校演劇大会/桐生市市民文化会館
2008.08 全国高総文優秀校東京公演出演(東京・国立劇場)、NHKBS「青春舞台2008」に出演

【自主公演】
2007.11 田舎館公演(田舎館村収穫感謝祭より招待)/田舎館村文化会館
2007.12 青森公演/青森市民ホール
2007.12 盛岡公演/盛岡劇場タウンホール
2008.08 青森演劇鑑賞協会例会/青森市民ホール
2009.02 (高松市文化芸術財団より招聘)第3回サンポート演劇フリーダム参加/高松文化芸術ホール

【出版・雑誌掲載】
季刊高校演劇 No.196(群馬大会特集号)(高校演劇劇作研究会)
「せりふの時代」2009年冬号(小学館)

【受賞】
2007年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)最優秀賞、東北大会最優秀賞
2008年 全国大会最優秀賞(文部科学大臣奨励賞)


ともことサマーキャンプ[ともことさまーきゃんぷ]

【あらすじ】
青森市内にある県立高校合宿所。3年2組のサマーキャンプ。2泊3日の学習合宿である。館内で「ともこを見た」という女子が早退する。ともこは学校の屋上から転落死したクラスメート。サマーキャンプは騒然となるのだが。

【解説】
青森中央高校演劇部への書き下ろし第2弾。劇団昴サードステージに書き下ろした「親の顔が見たい」をベースに、いじめに揺れる人間模様を描き出す。「どんとゆけ」とまったく同時に執筆されたため、暗いトーンのテイストなどいくつかの類似点が見られる。「河童」に続いて東北大会最優秀賞受賞。第55回全国高等学校演劇大会で優秀賞を受賞。

【コンクール上演】
2008.09 第52回東青地区高校演劇合同発表会/明の星ホール
2008.10 青森県高校総合文化祭第29回発表会/八戸市公民館
2008.12 第41回東北地区高等学校演劇発表会/岩手県民会館大ホール
2009.08 第55回全国高等学校演劇大会/四日市市文化会館
2009.08 全国高総文優秀校東京公演出演(東京・国立劇場)、NHKBS「青春舞台2009」に出演

【自主公演】
2008.11 田舎館公演(田舎館村収穫感謝祭より招待)/田舎館村文化会館
2009.09 尾上総合高校創立十周年記念芸術教室/平川市文化センター大ホール
2009.10 稲垣中学校芸術鑑賞教室/稲垣中学校体育館

【受賞】
2008年 東青地区大会最優秀賞、県大会(県高校青森県高校総合文化祭)、東北大会、最優秀賞
2009年 全国大会優秀賞(文化庁長官賞)



<参考>不思議の部屋のアリス

【あらすじ】
少年はその日、アリスになった。ある日「バンブーソードラビット」と名乗る変なウサギがマサル君の部屋にやってきた。ウサギは、自称天才カウンセラー。「私のキュートな耳が、キミの心の叫びをキャッチした」えっ?心の叫びってなに?自分のことなのによくわからないマサル君。「キミの悩みを解決してあげるよ」そして、マサル君の前に不思議な人々が姿を現すのだった。果たして、ウサギはマサル君の悩みを解決できるのか?そして、マサル君を待つ「最後の答え」とは?

【解説】
平成15年度青森県子ども家庭支援センター“あったか家族応援事業”として、小学生を対象に、中央高校演劇部がアピオあおもりイベントホールで上演した作品。作は当時2年生部員の今未来さん、畑澤は演出を勤めた。


新・走れメロス

【あらすじ】
真の友情を探し求めて、青森県内の高校生3人組が郷土が誇る大作家・太宰治を訪ねる。ところが、スランプに悩む太宰は、助言どころか自分の悩みで手いっぱい。3人は太宰を連れて、太宰が執筆する「走れメロス」の小説の中へと入り込んでいくが……。

【解説】
2005年に青森県で開催された全国高総文開会式で上演するために、県内の高校が総力を上げて創作した作品。太宰治の「走れメロス」を基に、青森県立青森東高等学校の田辺典忠教頭が脚色。演出を担当した畑澤が、青森の郷土文化を随所に織り交ぜ、さらに大胆に加筆している。メインで出演するのは青森中央、明の星、青森東、青森南、山田高、青森工業の6校の約40人だが、八戸水産の大漁太鼓、平内の津軽手踊り、五所川原第一、金木の津軽三味線、青森北、山田高の創作ダンス等、総勢200名を越える青森県内の高校生が舞台に立った。さらに、全国レベルの実力を誇る山田高吹奏楽部の生演奏が舞台に華を添えた。

【上演歴】
2004.10 青森県高校総合文化祭第24回総合開会式(プレ上演)/青森市民文化会館
2005.07 第29回全国高等学校総合文化祭青森大会総合開会式交歓会/青森市民文化会館


espcially for you

【解説】
青森中央高校自主公演と銘打った中で、唯一、畑澤ではなく生徒が執筆した作品。

【上演歴】
1997.12 第2回自主公演『espcially for you』青森公演/青森駅ビルLOVINA ラビナホール